あの出来事を今考え直す

あの連休からおよそ一ヶ月。オフレポを書く前に、ちょっと振り返る。
結構ブラックな内容なので、苦手な人はここで引き返すことを推奨。

 

 

 

まず前提として、前の会社に色々しでかされて肉体的にも体力的にも限界を感じて休職→有給消化→退職ってやってる程度に、帆波さんが色々立て続けにあってどん底だったところからようやく回復の兆しを見せてきていた頃(会社側に労基指導が入ることが確定したことでちょっと晴れた、なおその指導後も図太く未払いを支払ってきていない模様)。
こういうときの酒は依存気味になりがちだし、何より美味しく飲めないと誰も幸せにならないのでと酒をかなり絶ち気味にしていたけど、この連休くらいは飲むかとちょっとはっちゃけたとある打ち上げ会。

最初に座った卓では相手側に話題を委ね気味で、会話一区切りのトイレ離席で流れ解散。
次のテーブルでは、まぁ4人中3人と共通にできる話題があったのでそれを振った(1人途中で離席)。

ここまでの立ち回りに特に問題点を感じることはない。確かに残った一人がついていけない話題ではあるが、どのテーブルに居たってそうなる可能性はあるし、ある程度時間が経ってテーブルシャッフルの雰囲気はできていたと思うのと、そもそも同卓の人も僕にその話題を振りたそうにしていたところだったみたいなのでこっちとしては特に悪いとは思っておらず。あとはある程度聴くのを楽しめるかだし、駄目な話題なら雰囲気通りテーブル変えるよねって部分でもあるとおもうし。

声量。今考えても、どのテーブルも騒いでたし、僕だけが極端に大きな声を出していたとは思えない。目立つ声質だという事実に関しては長く生きて散々知っているので認識はしている。

その場での対応。「とっとと居ね」という相手の要求(この時点ではクソ要求と思う余裕もなく、完全にショックでどうその場を丸く繕うかしか考えていなかった)に対して、「お騒がせしましたー」と大人の対応をできたと思う。が、これを今やれと言われても無理。逆上するとまでは言わないが、何の道理でそんな慇懃無礼な言葉で退席を要求する権利を相手方が持っているというのか。

「何言ってんだオメーが動け阿呆」と言わんばかりにスルーを決めるのも一つの正解だったのではないか、と今なら考えてしまう。一応は同志として同じ場にいる以上、変な軋轢を残したくないからと丸く収める方向に持っていったわけだが、そもそも相手も同じように考えていたら文言がそんなにクソみたいな内容じゃなく少なくともある程度丁寧な言い回しを含むだろうし、つまり相手側がそもそも(少なくとも)自分を同志と見ていない可能性が高いと今考えると思うのだ。スタートラインが違うのに譲り合うとかたぶん無理な話だろう。

相手から自分への遺恨は残っていない(か、忘れてる)可能性があるが、少なくともコッチからの遺恨はそうとう根強く残ってるわけで、今考えるとやはり素直な離席は早まったのではないかなと。ただ、同卓の別の人がそういうやり合いに関してどう考えるかは別問題なので、水面下で引くではなく相手のクソ要素を釣り上げてから大人の対応をする、というのが相手への見せしめ(というか理不尽の判別)のためにも正解だったのかなぁと。いい人はだいたい食い物にされるんや……あ、ほんねとたてまえがいれかわってしまった(ぼう

その後の話。
正直その人が根回ししたのではないかと疑うレベルで、色々冷遇されまして。いや、事後に座った卓でフィーリングが合わなかったりするのは「そういうこともあるからしょうがない」としても、どの場所かのヒントになってしまうから名言を避けていた部分で、自分の傘無断で持っていかれたとか悪意そのものだろ(ちょっと被害妄想はあるが)。なんで傘持ってきた自分が濡れて帰らなきゃいけないのか。理不尽極まりない。
最後尾集団にも確認したがほとんどスルー気味の返答無しだったし。雨の冷たさが他人への冷たさに感じた(詩人風


その後二週間ぐらい(別件もあって)引きこもってから、紅楼夢と秋例大祭で打上に2回参加。その間見事なまでにまたもやほぼ禁酒。

紅楼夢のほうは少々の新顔さんは居たけど、大半が勝手知ったる身内。とはいえ前例が前例過ぎて、関東でやれレベルで関西の人とあまり絡まなかった(関東で10年来位の人とばかり喋ってた)。今思うともったいなすぎる。あとから関西(正確には名古屋)の子に「帆波さんどこに居たんすか、話したい話題あったのに」的なことを言われて割と申し訳なくなったり。

秋例の方は初対面の人が大半、一方的に知ってる人レベルですら過半数居ないレベルのアウェーだったので、序盤は完全に聞き専に徹して、後半も余り主導しない程度に。逆に話したいこと話しきってない消化不良感のほうが強いが、まぁ悪目立ちするよりは。電車の都合で早退する人とその間際にちょっと会話したら予想通り話が合って盛り上がりかけてしまい名残惜しく。やっぱり振るべきときには振るべきなんだなぁと。


結局のところ、俺が精神的に図太くなかったのが原因で、多少反省するところはあれど相手の理不尽な要求に対して深く考える必要はなかったんじゃないかなと。とっとと離席して大人の対応をしたこちらの(その時の)心境を相手に解く気もないし、相手方が確実にこいつだという話を持っているわけじゃない(ショックで相手の顔を忘れるって本当にあるんだね…)。
いや、ほぼこいつだろうという人に明確な苦手意識がある時点で相応のショックなんですが。トラウマレベルで。


近い時期(事の前)に、別の所であった話なんだけど。

話していてとても尊敬できる人が居まして、その人との文脈で
「あー○○界隈の人であれば、Aさんって知ってます?」と聞かれ、現役で色々すごい人ですよと返した時に

「申し訳ない、それであればわたしはそっちの界隈に近づかないほうがいいと思いますわ」

と返されたのがちょっと印象的で。軽く理由を聞こうとしたけど、深く踏み込まないほうが良さそうな感じだったのでさっさと次の話題へ。

Aさん自体特に人当たり悪い人でもなく(むしろ僕としてはいい方)、フィーリングが合わない人ってどこででもでるもんだなぁという認識をしたって話があり。


長く交流のある友人から「基本的に図太いのに、妙なところで打たれ弱いタイプ」って言われてまして。まぁそうだろうなと薄々は思ってるんだけど、人様にある程度迷惑かけてもそれ以上のフォローやら何かができるように、そしてそもそも迷惑自体余り起こさないようにはしたいと思いますが、理不尽には毅然と対応するくらいには図太く有りたいなぁと考えつつ。

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